仕事に慣れてきて「手を抜く」というのは、いいことだと思います。
当然、仕事を始めたてで右も左も分からない状態だと、1つのことをするのに時間がかかります。個人差はありますが、数週間、数ヶ月、数年働いていくうちに慣れて速くできるようになってきます。
慣れてくると、今まですべてのことに100%の力で挑んできたことが、次第に90%、80%の力でできるようになります。さらには、「強弱」のつけ方も分かってくる人もいるでしょう。「ここは80%だけどここは100%」みたいに。
決してテキトーな仕事をして「こんなもんでいいか」という仕事をしろと言ってるわけではないです。仕事をこなすうちに自分なりのやり方で簡略化できるところは簡略化する、任せられるところは人に任すなど工夫が必要だと思います。
仕事のストレスを減らすには「完ぺき主義」と「自己批判」に気をつけて : ライフハッカー[日本版]という記事にもあるように、何事も完璧にこなそうと考える傾向のある人、いわゆる「完璧主義者」は、ストレスを感じやすく、その分病気や会社を辞めるということにつながりやすいそうです。
ですから、常にピンピンに緊張の糸をはりめぐらせ、少しのミスでも「私ってホントバカ」と自分を責めすぎるのはよくありません。うまく「手を抜く」テクニックを身につけることが大事だし、寛容な職場を選ぶというのも大切なことかもしれませんね。
ストレスをすっきり消し去る71の技術 | ||||
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