みなさんの会社には「ノー残業デー」はありますか?
「ノー残業デー」とは、つまり「今日は残業しないで早く帰りましょうよの日」です。
先日、この言葉を聞いてふと思ったのですが、ノー残業デーがある、今日ぐらいは残業しないで早く帰ろうという日があるということは、残業することが日常化しているということですよね。これって当たり前なんでしょうか?
私も社会人1年目は、平日遅くまで残ったり、休日まで職場に出て仕事をしたりしていました。そして、「こんなに働いて、かっこよくない?」と思っていました。周りも周りで「さすが若い者は違うなぁ。感心感心」みたいな雰囲気なもんだから余計調子に乗って働いていました。
けれど、あるときふと考えました。「こんな働き方を40年も続けるのかな?」そう考えたとき私はすぐに「無理」と「イヤ」という言葉が出てきました。就業時間内ならまだしも、時間外までする仕事じゃないと。でも、残業しないと終わらない。この大きなジレンマに悩んでいる方って結構多いんじゃないでしょうか。
私は今「定時で帰られないのは、容量が悪いからだ」と自分に言い聞かせ、なるべく早く帰るようにしています。さらに[P](本)小暮太一『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』 | 枕木工夢店でも書いたように、企業はたくさん働かせてこそ利益を得られる仕組みになっているということを知ってからは、俄然早く帰る意識を持つようになりました。
いつか現状が逆転して「残業デー」なんて言葉ができて、「今日はみんなで夜中まで働こうよ」と合宿みたいなノリになることを密かに期待しています。
仕事の量は勝手に減らせないのでスキルを身につけましょう。
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経営者は、なるだけ定時に帰られるように配慮すべきです。