万年筆には昔から憧れを持っております、@fukujionです。そんなに高いのも買えないので、お手頃な万年筆を買いしばらくはごきげんにさらさらと書いていたのですが、日に日に書かなくなり数ヶ月放置していました。先日、久しぶりに書いてみると全く書けない。ティッシュで拭いたりしてもダメ。というわけで対策を調べてみました。
いろいろ調べたのですが、どうやら書けなくなる原因は、ペン先の水分が蒸発し、成分だけが固まって残っているからだそうです。まずはそれをなんとかしなければなりません。
結論から言いますと、ペン先の部分をお湯に一晩つけることで復活するようです。何それこわーーー。
だいたいのカートリッジ式万年筆は、図のようにキャップを開けて、本体をくるくるっと回すと本体を2つに分解できます。
ペン先がついている部分にカートリッジがささっているのが普通です。それを外します。
で、ペン先だけのパーツを写真のように水で洗います。最初はインクの色がどばっと出ますが、流していくうちに透明になってきます。症状が軽い場合は、この後きれいに水分をふき取れば完了です。これでもよくならないパターンの方は、水またはぬるま湯にどーーーん!そのまま一晩寝かせます。
翌朝、同じ要領で水ですすいでタオルでふき取り完成。幸い、私は水ですすぐだけで復活しました!知らなかったんですが、一ヶ月程度使わない場合は、インクを抜いて洗って保管しておくらしいです。でも、この先一ヶ月使わないとか分かりませんよねー。
あとそれから、万年筆をいつまでも現役に使い続けるコツは、毎日書くことなんですね。大切に愛を持って使い続ける。そうすれば手にも馴染むし書き味も名前の通り万年保たれる。まさに一生モノの文房具ですね。みなさんも考え事の相棒に1つ持ってみてはいかがでしょう。
私も使っているLAMYの万年筆です。ドイツでは、子どもが万年筆の使い方を学ぶのにこの万年筆を使うとか。まさにエントリーモデル。値段もリーズナブルです。