今回はとってもシンプルなものを。
結婚式などでご祝儀を渡すとき袱紗(ふくさ)に包むかと思います。私は袱紗を持っていないので、それっぽい布でずっとごまかしていました。
しかし、身内が結婚ラッシュに突入し、その辺の布ではごまかしきれない状況になってきました。
「そもそも生で袋を持つことを回避すればいいんだからレザーでもいいのでは?」と思いたち、作ることにしました。
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気持ちが伝わればそれでいい
実際に、結婚式で使ってみてわかったのですが、レザーだからマナー違反だとかそういったことはありませんでした。むしろ、カバンからむき出しで渡している人が多く、何かしらで包んでいる方が「ちゃんとしているな」という反応でした。(気心を許せる友人の結婚式というのもあったからでしょうが)
ともかく、丁寧に取り扱っていますよという気持ちが伝わればそれでいいと思います。
では完成形。
いろんな場で使えるかなと思って黒いマットなレザーを選びました。
それだけのためですからぴったりサイズに。過度な装飾はやめて極めてシンプルに。
雑談
久しぶりに出席して思ったのですが、結婚式ってマナーや作法の塊ですね。私はなるべく古い習慣にこだわらず、時代に合わせて変えていけばいいと思うたちです。いらないものはバッサリと切るタイプ。だから、この結婚式も「なくなればいいな」と思うことがたくさんありました。
今回の袱紗も、あんまりいらない風習だなと思います。でも作って持って行った。それは最近、他者目線の大切さを学んだから。
人は、自分の意思で行動します。でも、相手のことを考えず、自分の思うようにだけ振る舞えば、それは単なるわがままです。だから、「袱紗なんて別になくても」と思ったけど用意したし、「LINEで確認したんだからわざわざ手紙を出さなくても」と思ったけど招待状を返送しました。
それは、結婚式という幸せな場を壊してしまわないためにです。当たり前すぎることかもしれませんが、他者目線ってついつい忘れがちになってしまうので、改めて意識したいなと思いました。
以上、なべこう(@fukujion)がお送りしました!