出産を直前に控えた妻が、平日の暇つぶし兼適度な運動用に始めたマタニティヨガ。お産を終えた妻がやっててよかったというので何がよかったのか聞いてみました。ちなみに、どこかに集まって先生に教えてもらうのではなく、DVD付きの書籍を買ってきて家でやってました。
マタニティヨガを始めた理由
お医者さんいわく、陣痛が始まるまでに赤ちゃんの頭が骨盤にまで下がってきていればだいぶ楽ということだったので、どうすればいいのか聞くと「歩け!とにかく歩け!買い物でもいい!」とのことでした。
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でも、田舎にはスーパーが徒歩圏にありません。単なる散歩でもいいですが、真夏の日差しの中、人通りの少ない田舎道を歩いていて何かあっても困るということで、家でできる適度な運動を探した結果、マタニティヨガに辿り着いたというわけです。
こだわりは特になかったので安くてDVDの時間がいちばん長いものを購入しました。
呼吸法を身につける
ヨガでいちばん大事なもの。それはヨガマットではなく「呼吸法」です。どんなポーズをとるときでも、大きく息を吸って吐きます。お産のときも同じで、痛みがくると助産師さんに言われるのが「ふーっと息を吐いて。吐ききって!」です。吐ききることが何より大切なんですね。恐ろしい痛みがやってきてもできるだけ落ち着いて呼吸を整える。吐ききる。これでずいぶん効率的に力を入れられたし、助産師さんにほめられました。
「呼吸法」と聞いて100人中104人思い浮かべるのがジョジョの奇妙な冒険の「波紋」。波紋も呼吸を整えることでその力を発揮します。敵に口をふさがれたり呼吸を乱されると途端にピンチに陥ります。
この画像の後に有名な「メメタァ」が待っています。
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動きを身につける
チョイスしたのがマタニティヨガだったから意図的かもしれませんが、分娩中にヨガでやったのと同じ動きがありました。おへそを見ながら上体を起こし、お腹に力を入れるというものです。
この動きをやっていたことで、分娩中「あ、これ知ってる!」となってスムーズに動くことができました。
便秘が改善された
もともと便秘体質ではないのですが、それでも妊娠中はいつもよりお通じが悪くなりました。これは妊婦さん特有の悩みのようで、マタニティヨガのプログラムの中に「便秘改善の動き」がありました。
この動きをするとその後スッキリすることが何回もありました。本気の便秘持ちの方はこううまくいかないかもしれませんが、良くはなりました。
赤ちゃんが出てくるのが早かった
これはマタニティヨガのお陰とは一概には言えないかもしれません。でも、妊娠後期のプログラムを毎日10分から20分やっていると、赤ちゃんの頭が降りてくるのも早かったし、分娩台に乗ってからも赤ちゃんが出てくるのも早かった気がします。実際時間的にも早くて「初産でこのタイム!」と病院中噂になるほどでした。その辺の話は下の記事でしています。
おわりに
いかがだったでしょうか。妊婦さんのためにプログラムされているだけあって良い効果がだいぶ出たようです。すべての人に同じように同じだけ効果があるとは限りませんが、きっと何もしないよりはいいでしょう。もし、何か軽い運動をしたい方は試してみてもいいかもしれません。
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