子供が生まれて初めてわかった。子供が生まれると生活厳しいって。あえて厳しい方を選んだのもあるけれども、それを差し引いても厳しい。
国からは子育て支援としてお金をもらえるけど、それだけじゃ足りない。本音言うと年金ばりにもらいたいところだけどそんなお金がないのもわかってる。
でもでも、よく考えたら何もお金じゃなくたっていいんじゃない?と思う。
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フィンランドの「育児パッケージ」
フィンランドでは、母親手当の1つとして、現金か「育児パッケージ」を選択できる。
最近話題の育児パッケージ。本物を購入することはできないけれど、ほぼ同じものをフィンランドの会社@fibabybox が販売していて、今度ムーミン版がでるんだ。ボックスも中身もムーミン! http://t.co/NOCmTIT033 pic.twitter.com/VFXXb3nEgW
— 駐日フィンランド大使館 (@FinEmbTokyo) 2015年4月9日
「育児パッケージ」には、生まれてすぐ必要な衣類、オムツ、布団、おもちゃなどが約50点入っているそう。かなり先まで使えるものが入っているのだとか。しかも入っていた箱は簡易ベビーベッドになるみたい。ほとんどの母親が現金ではなく「育児パッケージ」を選択するそうだ。
日本でも広がる現物支援
こうした試みは、日本でも少しずつ広まっている。
ひおきコウノトリ便:新生児世帯に育児用品贈呈 日置市の子育て支援 /鹿児島 - 毎日新聞
こちらは出生届を出したらもらえる。ニュースになるぐらいだからかなり先駆けなんだろう。他にもちらほら始めている自治体もあるようだ。
企業の広告宣伝としてやればいい
自治体がこういう取り組みをしてくれればそりゃ嬉しい。貧しくてちゃんとした服を買ってあげられないとかおもちゃが一切ないなんてなくなりそう。でも、できる自治体とできない自治体がある。
私は、ベビー用品の企業が始めればいいと思う。サンプル程度でオムツやら粉ミルクやらもらうけど、そんなんじゃなくてもっとがっつり。消耗品だけじゃなくベビー服を扱う会社も自慢の肌着をどどんと上げればいい。本当にいいものだったら、大きくなってもまた買おうと思ってもらえる。つまり広告宣伝の効果がある。
そして、こういうのを取りまとめる人が出てくるといい。企業単発だとパッケージになっていないので、オムツやら肌着やらおもちゃやら各社提供してくれるものを集めて、1つのパッケージにする人。これは新しいビジネスになるかもしれない。てかやりたいわ。
物でもありがたい
お金もらえるんでも大変ありがたい。でもそれは厳しいって知ってる。なら物でいいよ、と。厚かましい話かもしれないけれど、企業にとっても宣伝になるし、いいイメージ付くし、メリット多いと思う。
私の場合、役所に手続きしにいったら「オムツ用」だと言って市指定のゴミ袋を大量にもらった。もうほんとにこれがありがたかった。高いんだよ、ゴミ袋。ゴミ袋でもありがたいんだから服とかもらえたらもう跪くと思う。
だからみなさんよろしくお願いします。
以上、なべこう(@fukujion)がお送りしました!
photo credit: Baby sheepie via photopin (license)