閉園後の遊園地を使った体感型イベント「夜の遊園地からの脱出」に参加してきました。雨の降る薄暗いひらかたパークを走り回るというなんとも奇妙な体験ができましたので、感想・レビューを残したいと思います。※ネタバレは含みません
概要
どんなイベントなのか簡単に説明です。
リアル脱出ゲームとは、実際に自分が部屋や建物に閉じ込められ、そこに隠されている数々の謎をエレガントに解き、脱出するというものです。実際行ったことあるのはこんな感じでした▽
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【リアル脱出ゲーム】「パズルルームからの脱出」に参加してきました!| ZZZ blog
そして今回は、夜の遊園地からの脱出ということで、閉園後のひらかたパークを舞台とした壮大な脱出ゲームでした。園内至るところに謎が隠され、それらを見つけに走り回るといった内容です。
雨のひらかたパーク
昼間、なんとか持ちこたえていた空でしたが、受付開始と同時くらいにポツリポツリと降り始めました。傘はNGということで、受付場所で雨合羽を配ってくれていました。これは神対応!
イベント中は雨が強く降ることもありました。おかげで配られた地図や謎カードはしなしな。後半は折り目のところから破れてくる始末。確かに雨の中で遊ぶのは大変だったけど、よりリアル感があって、それはそれで楽しめました。
好調なすべり出し
最後の問題でタイムアップということを何度か経験していたので、前半から飛ばしまくりました。するとなんと!秒速で問題が解けまくる!今までにないすべり出しで進むことができました。
待ち構えていたのは超難問
好調すぎて逆に怖いぼくたちを見事に打ち砕いたのはラストの問題でした。これが、ぼくたちにとってはあまりにも難しく、正直いってお手上げでした。終了後の解説を聴いても「うん、だめだろうね」という感想。今回は本当に完敗でした。最後の謎を解いて行く場所に人がたくさんあふれていたのは、きっと同じところでつまづいていたのでしょう。
しかし、その難問をかいくぐって、見事脱出成功した人が予想外にたくさんいました。それが余計に悔しさを膨らませます。これは12月の「マグノリア銀行からの脱出」でリベンジしたいと思います。
予習が大切
毎回思うことですが、リアル脱出ゲームを楽しむためにはある程度の予習が大切です。特に今回はより強くそう思いました。予習というのは何もネタバレを見るとかそういうことじゃありません。リアル脱出ゲームには、どういう系の謎がでるかを少し味わっておくということです。
予習するのにオススメなのが、リアル脱出ゲームの公式ゲームブックです。
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こちらは家にいながら脱出ゲームを楽しめるように工夫された本です。ストーリーを追いながら、たくさんの謎を解くことができます。もちろんストーリー自体もとてもおもしろく、特に最後の答え合わせはWebで、というのもおもしろいです。
ただ、これは本という形だからこそ出せる問題がたくさんあります。家で楽しみたいという方にはうってつけですが、リアルの方の予習をしたいのであれば、ベストではありません。ベストなのは・・・
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こちら、リアル脱出ゲームの公式過去問題集です。書籍用のオリジナルではなく、実際に行われたリアル脱出ゲームを掲載しています。そのとき使われた謎キットも同封されています。実際に物を触って解く謎は省かれていますが、頭で考える謎はきちんと掲載されています。オープニングをYouTubeで見るというのもおしゃれです。
この中にある1つの過去問が今回とても役に立ちました。「あーこういう流れね」と確認できるのでオススメです。
予習なんかせずにまっさらの状態で挑みたい!という方ももちろんいらっしゃると思います。ぼくもそうです。しかし、序盤の問題で頓挫して、最終問題に挑むことも出来ないまま終わる方がもっと嫌だったので、ぼくは予習をしていきました。前日に解いて脳を脱出モードにしておく意味もありましたし。何回か参加するようになれば、傾向がわかってくると思いますので、あくまで初めての方向けです。
なべこうの心の声
ぶっちゃけ今回の公演、「腹立つ!もう参加するもんか!」となるギリギリラインの悔しさでした(いろいろあってね)。ま、でもぎりぎり大丈夫だったのでまた参加しますよー。