世の3歳児はこんなものなのかしら、最近料理にすごく興味を持っています。自分専用の包丁も買ってもらって、かまぼこを切らせてもらったりしています。
近くの保育園の開放日に遊びに行くと、おままごと用のシステムキッチンにかじりつき、ひたすら料理をしています。トマトを焼いてくれたのはうれしかったなぁ。
そんなわけで、家でも本格的におままごとができるように「システムキッチン」をドゥイッッユァセルッすることにしました。
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はじめに
今作は「女子DIYの教科書 二子玉川tukuribaスタイル」の作例「おままごとキッチン」をもとに、簡略化できるところは簡略化し、こだわりたいところはこだわって作ったものです。
表題に「女子」とありますが、男子が読んでも大丈夫です。現に私は何ともありません。むしろ、作りたかったのはこの本に載っているようなものだったのでドンピシャという気分です。
また、本記事で扱う長さの単位はすべて「ミリメートル」で進めていきます。馴染み深いセンチメートルではなくミリメートルを使うのは、その方がなんとなく通っぽいからです。
まずは完成イメージから
※まな板や包丁、トレイなどは買ったものです。
こんな仕上がりです。背板に有孔ボードを使っているので、フックでおたまなどを引っかけられます。
材料
260ミリにカットした1×2材を6本
980ミリにカットした1×4材を2本
550ミリにカットした1×4材を4本(写真では6本になっています)
560ミリにカットした1×4材を6本
600ミリにカットした1×4材を2本
640ミリにカットした1×4材を1本
コンロつまみ用部品。今回たまたま行ったホームセンターで面白い物を見つけたので、これをつまみに使うことに。なければ
60ミリ径の丸太材2つ
8ミリ径のダボ2つ
を用意します。
450×600の有孔ボード
と
300×640の集成材(18ミリ厚)
で木材の準備はオッケー。
ネジは、35ミリの木ネジを使います。100本入りを買えば十分余ります。
塗料には、ミルクペイントを使いました。
その他、電動ドライバーやボンドはあるものとして進めます。
枠組み
まずは骨格となるところから。
550mm1×4材2枚と980mm1×4材1枚を並べて、下から220mmのところに1×6材を取り付けます。
上端と下端にも同じように1×6材を取り付けます。これを左右対称になるように2組作製。
次に、写真のように560mmの1×4材を3枚セットにしてつなげます。
このとき、L字クランプがあれば便利。
640mmの1×4材の端から19mmと38mmのところに線を引き、写真の位置に穴を開けます。
さきほど作った外枠のいちばん上、屋根部分に取り付けます。
ペイント
ここで色を塗ります。
まず表面全体をヤスリがけします。けっこう大きいので、サンダーを使うのがおすすめ。私は4000円程のサンダーを使っていますが、それでじゅうぶん活躍してくれています。
磨き終わったらミルクペイントで塗装します。
本体は白で塗装しました。
このとき、600mmの1×4材もついでに塗装しておきます。今回はブルーで塗りました。
つまみ取り付け
左端から110mm、さらにそこから110mmのところに8mm径のダボが通る穴をあけます。
ダボと丸太材を仮に組んでみます。はみ出した部分は、ノコギリでカットします。
ブルーで塗装した600mmの1×4材を全面2箇所に取り付けます。コンロのつまみパーツも白で塗装します。
乾いたらボンドで取り付けます。
有孔ボード取り付け
背面から有孔ボードを取り付けます。
天板取り付け
天板用の集成材の角2箇所をたて89mm、横40mmにカットします。
ヤスリ等を使って面取りします。写真で使っているのはNTドレッサー。半永久的に使えるのでおすすめ。
仕上げはやはりサンダーで。角が丸くなるまで丁寧に磨きます。
本体に取り付けてみましょう。ぴったりいけそうなら木ねじでとめます。
完成
てでーん!完成しました。
ほぼ1×4材だけで作っただけあって、カットさえしてしまえば組むのはそんなに難しくありませんでした。あと、ミルクペイントが思ったよりも扱いやすく、きれいに発色しました。
今は、市販のままごとセットを使って遊んでいます。トイザらスに行けば、カットできる野菜やケーキなどが単品で売っているので食材の補充におすすめです。それから、電子レンジもどきが売っていたのには驚きました。値段の割に本格的でコンパクト。かなりいいです。
とりあえず息子は気に入ってお遊んでくれています。現在0歳の娘にも遊んでもらえるようにと思って作ったので、興味を持ってくれたらうれしい限りです。
では、わかりにくいところなどありましたらお知らせください。
以上、なべこう(@fukujion)がお送りしました!