久しぶりの大阪城ホールでした、@fukujionです。
サカナクションの単独ライブ自体は初めてです。 今回のライブは、幕張メッセと大阪城ホールのみ、ドルビーによる6.1chサラウンドシステムを導入するということでだいぶザワザワしておる雰囲気でした。よくわかりませんが、ぼくもザワザワしていました。
サカナクションとは
サカナクションは、ギターボーカルの山口一郎を中心とした5人組のバンドです。音楽は、聴く専門で難しいことはわかりませんが、毎回ビックリするような音を届けてくれるのでもうすっかりハマってしまっています。
おそらく「アルクアラウンド」という曲が各方面でプッシュされたので有名かな。「僕と花」「ミュージック」はどちらもドラマ主題歌になったし、「夜の踊り子」はCMで使われたので馴染みがあるかもしれません。
6.1chサラウンドシステムとは
さて、今回ザワザワの原因になっている6.1chサラウンドシステムについて軽く説明しましょう。
スーパー平たく言えば、「たくさんのスピーカーに囲まれている」ということです。前からの音だけじゃなく、いろんな方向から音が飛んでくるので非常に臨場感が高まります。臨場感という言葉は、実際にその場に臨んでいるので適切ではないかもしれませんが、とにかく迫力が増します。
例えば映画館でもサラウンドシステムは使われています。爆発するシーンでは、本当にその場にいるかのような感覚になります。また、後ろから車が近づいてくるようなシーンでは、後ろのスピーカーからのみ音を出して、本当に後ろからやってくるように感じさせる演出もできます。
生より生以上
会場に入って周りを見回してみると、あれがそうなのかなーというようなスピーカーがたくさん設置されていました。6.1chだとスピーカーの数は6個+0.1個なんですが、城ホールでそれだけでは足りないので、もっとたくさんのスピーカーが取り囲んでいました。
さて、実際のライブでの聴こえ方ですが、それはもうすごかったです。
ぼくはライブに行っても踊り狂うことはあまりできないのですが、今回のライブは違いました。音の渦につつみこまれるような感覚になり、自然と体が動き出しました。生なのに生以上。テレビが高画質になりすぎて、実物よりキレイに見えすぎるのと同じように、その場で直接聴いているのにそれ以上の感覚におちいりました。これはもう一種の麻薬です。
特にサカナクション特有のコーラス部分。まるで会場全体で大合唱しているようでした。大きい会場だからどうかなーと思っていましたが、距離は全然感じず、きちんと一体化できていました。
音だけじゃない!
サカナクションのライブは、音だけではありません。
まず映像。オープニングから始まり、ライブ中の映像、ラストのエンドロールに至るまで、まるでこのライブが一つの作品だったかのように感じさせる映像効果は本当に目を見張るものがあります。実際作品と捉えてライブを作っているのでしょうね。
それから照明の使い方も秀逸です。緑のレーザービームもいいけど今回一番見ていてすごかったのは、光の球が立体的にいくつも上下する演出。次々色が変わり形が変わり、もうそこばかり見ていました。
緑の光がまるで蛍のように舞うところもよかったですね。ぼくの乱視もあいまってすごい数に見えました。
ふくじよんは思った
ちょっと凄すぎじゃあないですか!?