育休男児

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働き方 思ったこと

[P]「自由な働き方」を探し求めると必ずデザイナーに行き着く

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「働き方」に関する本をいくつか読んできたのですが、それらの本に必ず共通することがあります。それは「デザイナーのインタビューが入っている」ということです。正直に言うと「またか」という気持ちになるのですが、これだけひんぱんに「デザイナー」が出てくるのには何か訳があると気持ちを切り替え、考えてみました。

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これまでに読んだ本をざっと見返し、3つの共通点を考えて見ました。

 

要素1:自分のアトリエ=自分の居場所

デザイナーとして第一線で活躍されている人は、ほとんど自分のアトリエ、工房を持っています。自分の好きな地域に好きな広さで好きな設備を置くことができます。アイデア勝負なので、ストレスになるものは取り除き、逆に自分の能力を最大限に引き出せる工夫も自由にできます。

 

要素2:自分の頭で考える

デザイナーは、言われたものを作るのではなく、自分の頭で考えて仕事をします。依頼されてモノを作ることもありますが、それでも「こんな感じ」だけ伝えられて、後は自由にできます。それから勝手なイメージですが、気に入らない仕事は断る、なんてこともできそうですしね。

 

ここまでだと「なんだ起業家とそんなかわんねーじゃん」と思われる方も多いと思います。私もその通りだと思います。起業家も自分のオフィスを持ち、自分の頭で考えて仕事をしています。そういう意味では、起業して会社を経営するというのも「自由な」働き方になります。では、デザイナーと起業家を分けるものは一体何なのでしょうか?

 

要素3:消費者ではなく生産者

例えば、ハンバーグを食べる人がいれば、それを作る人がいます。毎日音楽を聴くのも、誰かがそれを作っているからです。そう、世の中には「消費する側」と「生産する側」があります。そして、デザイナーという仕事は間違いなく「生産する側」です。

創り出すこと、それは、世の中に対して「どう?」と問いかけることです。「こんなのもあるけど使ってみる?」と。答えは無限にあり、その中の1つを形にして提供する、それが生産者であるデザイナーなのです。

この「生産者」という要素は、もちろん個人事業主にも当てはまります。ですが、デザイナーの方がより「創り出している」感が強く感じられます。

一方消費者は、数ある選択肢の中から選ぶことしかできません。「生産する側」が形にしたものの中から自分に合ったものを選びます。今の時代は、その選択肢も数多くあり、意識しなければ何不自由なく生活することができます。しかし、その内の何人かが与えられるだけの生活に違和感を感じ、その内のまた何人かが「生産する側」に回ります。

 

今、テクノロジーが急速に発達したおかげで誰もが「生産する側」になれる時代がやってきました。ネットを上手く使って「無名の有名人」としてその才能を現している人がたくさんいます。

また、未来の働き方に関して、凄まじいデータをもとに考察されたワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉という本でも「消費をひたすら追求する人生を脱却し、情熱的ななにかを生み出す人生に転換する」ことが時代に乗り遅れないようにするための「シフト」だと言っています。

これから私たちは、消費者でありながら生産者にもなれるスキル、ノウハウを何か1つでも身につけた方がいいのではないでしょうか。

みなさんはどう思いますか?

 

「働き方集」では最良の1冊。デザイナー以外の働き方も充実しているので、私のような絵心のない人でも安心して読むことができます。

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