育休男児

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まちおこし

[P]地域主体で旅を企画する「着地型観光」の視点がおもしろい

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最近「着地型観光」という旅行の仕方がはやっているそうです。従来の旅行会社が、行き先や食事場所をプランニングする、いわゆる「発信型観光」とは違い、ディープな旅をすることができます。

旅行会社が企画する旅のプランは安定しています。ガイドブックに載るような押さえておくべきスポットをまわり、なるべくみんなが食べられる料理店で食事をする。とにかくハズレが少ない。それは、旅行会社の名前もかかっているし当然のことです。その反面、どれも似通っているということと、ディープなところまで味わえないというデメリットがあります。

正直旅行会社がディープでマニアックなツアーを企画してもおそらく人は集まらないだろうし、お客さんが不満を持ちやすくなります(マニアックすぎて)。まぁ当然です。じゃあディープでマニアックな旅をしたい人はどうするか。それは、自分で企画して行くしかありません。

旅行会社と地域住民とのズレ

small__5421415116photo credit: pasukaru76 via photopin cc

旅行会社がツアーを企画するとき、その観光地出身者が必ずいるとは限りません。詳しいことは分かりませんが、リサーチして人気のスポットやお店を探すのでしょう。そうすると、地域住民と旅行会社との間に、意識のズレが生まれます。地元の人からすると、「なんであんなものを見にわざわざ来るのだろう」と感じることもあるでしょう。「それを食べるよりこっちの方がおいしいのに」みたいなこともあるでしょう。

じゃあ、そんなズレをなくし、地域の人が「良い」と思っている場所、お店を含んだツアーを企画するにはどうすればいいか。そうだ、自分たちで企画しちゃおうというのが「着地型観光」です。地域が主体となってツアーを企画することで、地域の人が味わってもらいたい地域の魅力を十分伝えることができるでしょう。それはきっと、既存のツアーとは違ったものとなり、2回目3回目にそこを訪れるきっかけにもなります。

そのほかにも、この「着地型観光」には大きなメリットがあります。それは、ツアーが企画されないような地域にも旅行客を呼び込むことができるということです。旅行会社のツアーは、ある程度お客さんの集まりそうな所にしか行きません。繰り返しますが、それは当然です。ときどき他社との差別化を図って、珍しいツアーも企画されますが、そこに自分たちの地域が選ばれるとも限りません。

しかし「着地型観光」なら、すべての地域が発信者としてツアーを企画することができます。自分たちしか知らないまちのいいところを武器にして、全国に売りこむことができます。今まで見向きもされなかった地域が、ダークホースの如く現れることもあるかもしれません。

とはいっても・・・

small_582074589photo credit: Wolfgang Staudt via photopin cc

ただ、すべてのケースがうまくいくとは限りません。というより、うまくいかないケースの方が多いです。そのあたりは、冷静に成功したケース、うまくいかなかったケースを見比べながらプランニングする必要があります。言い方は悪いですが、放っておいても観光客の来る地域には、それなりの魅力があります。ツアーがないということは、全国的に売り込むものがないということですので、既存のものをうまく組み合わせたり、そこでしかできない体験を押し出したり工夫しなければなりません。

良いアイデアが生まれれば、今はクラウドファンディングなんてものもありますので、そういったメディアやサービスをうまく使って展開していけばいいと思います。

余談

small_5629967349photo credit: christian.senger via photopin cc

余談ですが、着地型って言葉、意味が伝わりにくいと思いませんか?空から行くのかよ、と思ってしまいます。私の方でも考えてみましたが、土着型とか地域発信型とかしか浮かばず、あんまり短くてしっくりくるのが出てきません。何かこれっていうネーミングはないでしょうか。


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