育休男児

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まちおこし

[P]地域活性化の秘訣は「エロい宮司」を見つけること

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先日、福井県美浜町で行われた「新まちづくり宣言!2013」というイベントに参加してきました。映画監督の河瀬直美さん、コミュニティデザイナーの山崎亮さん、地元でNPO活動をしている北山さんの三人によるパネルディスカッションです。

「人」にスポットを当てたまちおこし

2時間以上に及ぶディスカッションでは、さまざまなテーマについて意見が出されましたが、一番心に残った部分がこの「人にスポットを当てる」というところです。地域活性化、まちおこしでは、その土地の観光名所であったり、特産品であったりモノにスポットが当てられがちです。もちろんそれでも十分意味はあることなのですが、少し視点を変えて「人」にスポットを当ててみてはどうかという話です。「あの景色を見たい」とか「あの名物を食べてみたい」じゃなくて「あの人に会ってみたい」という気持ちで、その土地を訪れるということがあってもいいんじゃないでしょうか。

実際にパネラーの一人である山崎亮さんの取り組みの中に「海士人(あまじん)」という本があります。

COMMUNITY TRAVEL GUIDE編集委員会 英治出版 2012-05-28
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この本は、隠岐の島にある海士町(あまちょう)のガイドブックなのですが、一般的なガイドブックとは違い、人が紹介されています。普通のガイドブックなら、オススメスポットやグルメ情報が載っているものですが、このガイドブックには「ここにはこんな人がいてますよ」が載っているんです。

「エロい宮司」を見つける

では、どんな人が「魅力ある人」なんでしょうか。もっと言うと、限られた紙面の中にどんな人を載せればいいのでしょうか。河瀬さんがおっしゃるには、誰でも輝けるし主役になれるということ。それには全面的に同意ですが、まず取り上げるべきはもうすでに魅力ある人でしょう。

魅力ある人というと何かに向かってがんばっている人や、人一倍元気な人を想像しがちですが、一番面白いのはギャップです。恋愛でも「だらしなさそうなのに料理がうまい」みたいなギャップにやられる話はよくあります。そして、イベントの中で例として挙げられたのが「エロい宮司」なんです。

宮司と聞けば、神聖な仕事ですからあらゆる欲望を超越し無欲の境地に突入していそうなイメージを抱きます。しかしそれは私たちの勝手なイメージなんですよね。だから、宮司やお坊さんが下ネタ大好きだったらそのギャップに「おもしろい」と感じるんですね。必ずエロい宮司を見つけなければいけないわけではありませんが、ギャップを表す例として、とてもわかりやすいと思います。

どうやって魅力ある人を見つけるの?

どんな人を見つければいいかはある程度わかったとして、じゃあそんなエロい宮司みたいな人を見つけるにはどうすればいいの、という疑問がわきます。山崎さんは、地方から依頼を受けたとき、どうやって面白い人を見つけていくか、その方法を教えてくれました。

まず、依頼者から1人、おもしろそうな人を紹介してもらいます。そして、その人のところに話を聞きにいく。いろいろ話を聞いた後、その人がおもしろいと思う人を3人紹介してもらう。そこからまた3人紹介してもらう、という形でどんどん広げていくそうです。関西の番組でもありますよね。おいしい料理屋さんにおいしいと思うお店を紹介してもらうみたいな。あんな感じです。

まとめ

地域の特産品や観光名所ではなく「人」に目をつけてまちおこしをするというのは、新しい視点であると同時にものすごい可能性を秘めています。なぜなら、地域によってはこれといって売り出していくものがないことがあるからです。でも、人はどの地域にも確実にいます。そして、だれもが主人公に、魅力ある人になれる力を持っています。まずは自分が輝くこと。そこから、地域活性化が始まるのです。

パネラーの1人、山崎亮さんの本。デザインのハード面だけではなくソフト面も考えている山崎さんの考え方は、たいへん参考になります。↓

山崎 亮 学芸出版社 2011-04-22
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