育休男児

1年間育児休暇を取得した男の奮闘記。これからの働き方、DIY、ロードバイクなどの情報も。

[P](レビュー)「年収150万円で僕らは自由に生きて行く」イケダハヤト

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イケダハヤトさんが今月出した本「年収150万円で僕らは自由に生きていく (星海社新書)」を読み終えましたので、簡単にレビューを書きます。少し年上かなと思っていたら同い年(86世代)でちょっとびっくりしました。

以下、印象に残ったところを紹介します。


効率を上げる

会社の場合は2012年に100%の労働時間で600万円稼いだら、2013年には同じかそれ以上の労働力で、800万円を稼ぐことが求められるでしょう。僕が提唱する貧乏道は少し考え方が違い、2012年に100%で600万円稼いだらのなら、2013年には60%の努力で600万円稼げるようになることを目指します。

旧来の会社ではまずできないことですね。いかに仕事を効率上げてやっても定時までは帰れませんし。でも、だからやらない、じゃなくてやってみようとすることは大事です。やっぱり少ない時間で生きていくのに必要な分稼いで、残った時間は家族と過ごしたいし、「採算度外視」なこともしたいですもん。

 

お金は「人とつながらないための免罪符」

つまり、お金が「人とつながらないための免罪符」として機能しているということです。お金を払うから、俺のことはほっといてくれ、と。

見方を変えれば、積極的に人とつながり、誰かを助けることができる人は、お金を支払わなくても様々なメリットを享受できるということでもあります。

これはなかった視点です。お金というものを間にはさむことで、必要最低限のコミュニケーションで生きていける。コンビニで食べ物を買うのに一言も話さないで帰ってこれる人もいるでしょう。だから逆に「ありがとう」の一言が最上の喜び、みたいに感じる店員さんがいるのかもしれません。共生のコミュニティで生きている人はまず「ありがとう」がないとやっていけないし、「ありがとう」が特段嬉しい言葉でもなく、当たり前のものです。

 

少しそれましたが、物々交換ならぬサービス交換で、都会であろうとどこであろうとコストを下げて生きていけるということですね。

 

全体を通して

著者のイケダハヤト氏も言っていましたが「年収150万円で僕らは自由に生きていく」という書名だけで批判が来るというのはありそうです。私が知らないだけでもうすでに批判が寄せられているかもしれません。仮に中身を読んだとしても、意見の分かれるところだと思います。

 

しかし「こんな生き方は嫌いだ」というのは「じゃあ今のあなたの生き方は好きなんですか?」ということになってくるし、拒否した時点で思考停止です。嫌いでも、合わなさそうでも「こんな生き方もあるんだ」と知っておくというのでも意味があります。もしかしたら自分の子どもがこんなことを言い出すかもしれませんしね。

 

就活して就職して・・・という働き方、生き方しか知らない人よりもこういう働き方、生き方を知っているだけで人間の幅は広がると思うし、何かあったとき(リストラなど)本書のようなフリーな生き方を始められるように準備しておくことも大事だと思います。「良い人生だった」とゴールを迎えるのに、道筋一本しか知らないというのは、あまりに無謀だと思いますしとりあえず読んでおいたらいいと思う一冊です。

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