育休男児

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[P]【著作権】「コミケ」で売られている同人誌は著作権法に触れないの?

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タイトルの通り、「同人誌ってアリなのか?」とふと思ったので津田大介さん(@tsuda)が発行しているメルマガ『津田大介の「メディアの現場」』に質問してみました。

ばっちりと想像以上の回答をしてくださったのでご紹介します。

もうちょっと詳しく質問の内容を説明します。みなさんの中にも目にされたことがある方もいらっしゃると思いますが、すでにあるマンガやアニメのキャラクターを勝手に使ってオリジナルの作品を作り、それをコミケ(コミックマーケット)等で販売することは、法律的に許されるのか?というものです。

何となくダメそうな気がするけど、あんなにも堂々と売られているとオッケーなのかなと思ってしまいます。そこのところを津田大介さんにぶつけてみました。

まず、率直にありかなしかでいうと、

この行為は、著作権法第27条に規定された「翻案権」を侵害することになります。

つまり、「なし」なんだそうです。ちなみに「翻案権」というのは、

翻案権とは、「その著作物を翻訳し、編曲し、若しくは変形し、又は脚色し、映画化し、その他翻案する」権利で、著作者に発生します。

とのこと。ただし、著作者の許諾があればオッケーなんですが、コミケの同人誌はほとんど無許可。だから本当はアウトなんだそうです。じゃあなんであんなにも堂々と売られているのかというところなんですが、それについては、

ただし、現状は権利者が「黙認」するグレーゾーンになっている。なぜかというと、大きなマーケットに成長した現在のコミケは、プロの漫画家を生み、育てる土壌でもあるからです。実際に、コミケに協力的な出版社や、コミケ好きを公言する漫画家も少なくない。

と。ほほえましく見てくれているんですね。「侵害だ侵害だ!」と叫ぶより、こんな風に見てくれているのってなんかいいですね。

ただ、最近は様子が変わってきているようです。というのも、これまである意味限定的に売られているだけだった同人誌が、オンラインや専門店で売られ始めているのです。コミケで売られているだけなら「自分の作品を評価してもらおう」という意味合いが強いのに対し、いつでもどこでも手に入るようになるとビジネス色が強まります。

そんなに広まると、きちんと許諾を得るなり、金銭的なフィードバックがあってもいいんじゃないかとなってきます。実際に「ドラえもん最終話同人誌問題」みたいなことも起こっているそうです。

さらにさらに、実は(私にとっては)意外だったところとも関係してきます。

ただし、今後の両者の関係を決定的に変えてしまうかもしれないのがTPPです。

意外!まさかTPPとは!何か農業の・・・っていう認識だったのですが著作権にも大きく関わってくるんですね。

具体的にどう関係してくるかと言うと、そもそも著作権侵害は親告罪なので、侵害された人が「侵害されました」と言わない限り起訴や処罰できないそうです。しかし、TPPによって、著作権侵害の非親告罪化、つまり端から見ていた人が「侵害している」と言えば取り締まりの対象になる可能性があるらしいのです。これはもう一網打尽な予感がします。

最後に「TPPの成り行きにもぜひ注目してください」とアドバイスもいただいて、少し浮かれているわけです。

いやでも津田さん自身も言っていましたが、メルマガをお金を出して購読するというのは、ただ単に「記事を読む」という行為だけではなく、「応援」だったり、こうして「質問」だったりできる場でもあるんですねぇ。

※引用元はすべて『津田大介の「メディアの現場」vol.49』からです。

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津田さんの著書。TwitterやFacebookなどのSNSを使っている人には一読をおすすめします。


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